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庭の洋芝を全面的に張り替えて人工芝にしてみました。その経過をまとめます。
かつての洋芝
かつてはこんなにきれいだった庭の芝

日本で一般に植えられている高麗芝ではなく、洋芝のケンタッキーブルーグラスの派生種であるバンデラ(今は販売されていないようです)です。以前は高麗芝を植えていましたが、土壌改良し、洋芝を植えました。
洋芝は色もいいですし、密度も高く、高麗芝にはない魅力があります。その代わり、頻繁に芝刈りをしたり、殺菌剤をまいたりという手間がかかりますが・・
夏に強い芝という触れ込みで、確かに猛暑を含め3回ほど夏を超えたのですが・・・
あんなにきれいだった洋芝が・・・
3年後にはこんな姿に。

通常、洋芝は雑草よりも密度が高く、芝の密度さえ保てれば雑草はあまり生えてこないのですが、芝の密度がかなり減ってしまい、結果雑草が生えまくりました。
これはまずい、このままでは雑草だらけで取り返しがつかなくなるだろうと思い、一念発起、人工芝にすることにしました。
しかしながら、業者に見積もりを取ってもらうと、うちの庭の広さ(約60m2)では軽く100万オーバー(150-200万くらいでした)。確かに業者にお願いすれば楽ですし、おそらく完璧に仕上げてくれるんだろうと思いますが、さすがに金額的に難しいだろうと言う事で、自分でやってみることにしました。
人工芝張り替えの方法
さて、人工芝張り替えの手順です。
①既存の芝はがし→②防草シート張り→③人工芝張り
の手順です。①の芝はがしが一番大変でした。人工芝を長持ちさせるために、防草シートも必ず張っておきましょう。
①既存の芝をはがす
ここが一番大変なですが、その後の人工芝の見栄えを決める部分でもありますので、頑張りました。

もともとの芝床がありますので、数センチ程度の土を写真のようにロール状に巻き取ることができます。

これをこんな感じで鎌で範囲を決めて、じゅうたんを巻き取るようにはぎ取っていきます。
腰が大変です^^;。

最終的にここまではがしました。時間はどれくらいかかったかわかりませんが、合計で10時間くらいかかっていると思います。
本当はここで整地をするといいのですが(そこが業者との大きな違いと思います)、素人のため、やり方が分からず、以下に進めました。
結果として、多少凸凹にはなるものの、必ずしも整地はしなくてもそれなりのものになります。
②防草シートを張る
続いて、防草シートを張ります。ここからは比較的スムーズに進みました。

こんな感じで前面に隙間なく防草シートを張っていきます。ここが大事なところですので、念のため、2層に張りました。使った防草シートは以下のもので、ホームセンターなどの安物とは別物の防草シートです。
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③人工芝を張る
その後、満を持して人工芝を張っていきます。ここもスムーズにいったのですが、人工芝がかなり重くて大変でした^^;。使った人工芝は下のものを楽天で購入。
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これを3本購入しました。そのほかに、芝止め用のピンと芝同士を貼り合わせるテープを使用しました。
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最終的にこうなりました。



こんな感じでできあがりました。凸凹はありますが、けっこういいでしょ^^。芝丈は30mmくらいあるとふかふかでいい感じです。かかった費用は全体で約20万円くらいです。
天然芝と違って、ゴルフの素振りやボールをおいての練習も可能です。
現在の状況
芝の張り替えから約2年たった現在の状況です。

まわりの雑草がすごいですが^^;、逆に回りがこれだけすごくても人工芝の部分はまったく雑草が生えていないのはすごいですよね。
天然芝から人工芝への張り替えまとめ
天然芝(雑草だらけ)から人工芝へ張り替える経過をまとめてみました。
天然芝と比較した人工芝のメリットとして
- 管理の手間・維持費がまったくかからない(これは大きいです!)
- 冬も緑が保てる
- ゴルフの練習ができる(これも天然芝ではできません^^)
といったとことで、デメリットとして
- 最盛期の色は天然芝にはかなわない
- 初期投資がやや多め(維持費がかからないのでこれは十分回収可能です)
- 自分で作るのはかなり大変
といったところでしょうか。
個人的には人工芝にして本当に良かったと思っています。庭が広い方、雑草に悩んている方、新築で庭をどうしようか考えている方、オススメですよ。