2019年の夏休み、フィリピン・セブ島旅行の際、オプショナルツアーでボホール島ツアーに参加しました。その時の体験を記事にします。
フィリピン、セブ島からのオプショナルツアーといえば、ジンベエザメと泳ぐツアー、アイランドホッピング、そしてこのボホール島ツアーが有名ですが、家族で検討した結果、ターシャが見たい!ということで、ボホール島ツアーに決定しました。
それなりに楽しいツアーではありましたが、台風の接近で1日足止めされるハプニングもあり、結構たいへんでした~^^;。以下その顛末を記載します。
フィリピン・セブ島旅行の際に参加したボホール島ツアーについてレビューします
ボホール島について
ボホール島は、フィリピン セブ島の南東にある比較的大型の島(フィリピンで10番目に大きな島で、セブ島より少し小さい)です。観光地は島の南側に集中しています。
ボホール島にアクセスする方法は、フェリー(片道約2時間)と、セスナ(約30分)がありますが、一般のツアーではフェリーでのアクセスとなります。


今回のオプショナルツアー会社について
今回利用したオプショナルツアーは、JR EXPRESSという会社の
ボホール島+アドベンチャーパーク ツアー単品
https://www.jrexpress.net/tour
というツアーです。
【料金】
大人1名 6,000ペソ
子供1名 4,000ペソ
(2019年8月の料金です)
【料金に含まれるもの】
往復送迎、日本語ガイド、ボホール島での車+日本語ガイド、
各入場料、ランチ、フェリーチケット
【日程】
5:15 ホテル集合
7:00 セブの港出発
9:00 ボホールの港着
(【ボホール観光】 チョコレートヒル、ターシャ見学、ランチ付きロボクリバークルー
17:00 ボホールの港着
17:30 ボホール発
19:40 セブ港着
20:10 ホテル着
の予定でした。そう予定は・・・
後で書きますが、今回は帰りの船が出向しないというトラブルがあったのですが、ホテルの手配や翌朝のセスナの手配(実際には使いませんでしたが)まで、最後まで丁寧に対応していただき、対応も日本人でしたので、結果として非常に助かりました。トラブルの際の対応というのは実際にあってみないとわかりませんよね。しっかり対応してもらうのが一番ですので、個人的にはボホール島ツアーの際にはこちらのツアーをおすすめします。
ボホール島ツアーの概要
セブ島~ボホール島まで
セブ島出発の朝です。5:15集合ですが、日本との時差を考えると、日本時間4:15集合ということになります。早朝ですね^^;。港まで40分くらいで到着、船の待ち時間が1時間以上ありましたので、もう少し遅くてもいいとは思うんですが・・・。
迎えの車には、ガイドさんと運転手、他にお客さんが数人いました。こちらのガイドさんは港までの送迎で、チケットを渡され、船を待ちます。
こちらが船の待合所です。写真奥の方で、白衣を着た人が、待っている客のマッサージをしています。なかなかおもしろいですね^^。
こちらがボホール島までの高速フェリーです。結構な大型船です。1階は一般クラス、2階は上級クラス(予約時に追加料金を支払うと乗れます)のようです。
こちらが一般の客席です。2-5-2くらいの座席配列です。2時間とはいえ、席も狭く、椅子もチープな感じです。軽く揺れますので、酔止めを飲んでおくと安心です。音も結構うるさいですが、船なのでしょうがないですね。酔止めは下記がおすすめ(よく船釣りに行くときに飲んでいきますが、これを飲んでいて船酔いしたことはありません!)
ボホール港です。ここで、現地のガイドさんが札を持って待ってくれていました。日本語もしゃべることができる現地のガイドさんでした。バンに乗り込んで、最初の目的地に向かいます。
血盟記念碑 (Blood Compact Monument)
最初の目的地、血盟記念碑です。マゼランとシカトゥナが和平を誓いあった時に互いの腕を切り、流れた血を杯に入れ飲み干したとされる記念碑です。
バクライヨン教会 (Baclayon church)
続いては、フィリピンで最も古いと言われているバクライヨン教会です。

バ口ック様式の建物は、サンゴなどが原料だそうです。なかなか荘厳な雰囲気のいい教会でした。
口ボック川クル-ズ (Loboc River )
続いてロボック川クルーズです。
船上でビュッフェ形式のランチをとります。フィリピン料理が主体でしたが、カレーや唐揚げなど、子供が好きな料理もあり、それなりに食べられました。ゆったりと食べられましたよ。
川の景色は素晴らしいです。波もなく、穏やかな川をゆっくり進みます。
途中で、昔の民族をまねたショーやダンスでもてなしてくれる村のようなところがあり、一旦船を降りて、写真を撮ったりイベントに参加したりしました。
タ-シャ保護観察区域 (Tarsier Conservation Area)
今回のオプショナルツアーのメインともいえる、タ-シャの保護観察区域です。ターシャは、世界で最も小さな手のひらサイズのメガネザルで、体長は約15センチ、体重は約120グラムというメガネザルです。
これは実際にターシャを撮影した画像です。ターシャはだいたい眠っています^^、が、ときどき目を開いたり、こっちを見たりします。その瞬間をとらえるには、動画から切り出しをすると簡単です。
チョコレートヒルズアドベンチャーパーク (Chocolate Hills Adventure Park)
チョコレート・ヒルズの近くで、さまざまなアクティビティができるアドベンチャーパークです。
世界遺産である、チョコレート・ヒルズは、石灰石でできた30メ-トルから50メ-トルの草木に覆われた1200個以上の山々が連立しています。
4月から6月の乾燥した時期には草木が枯れ茶色になることからチョコレートヒルズと呼ばれるようになったそうです。
こちらはバギーです。かなりボロボロで、スピードは出なかったのですが、結構怖かったです。後ろに見えるのはチョコレート・ヒルズです。
こちらは別のアクティビティです。ロッククライミングのほかに、バイクジップと呼ばれる綱渡りのようなものなど、結構高所系のアクティビティが多かったです。高所自体は大丈夫なのですが、どうも設備の作りが貧弱で、違った意味で怖かったです^^;。
トラブル!ボホール島で足止め(泣)
今回の旅行は8月の初旬でしたが、旅行前にはまったくなかった台風がなんと3つも同時に発生したというニュースが・・・しかもそのひとつはフィリピン東方という不運!
その台風の影響らしいのですが、ボホール島ツアー当日、帰りのセブ行の船が欠航してしまいました。(翌朝は普通に船が出たので、台風は関係ないようにも思いますが)
ツアーガイドさんもこんなのは初めてだと言っていて、珍しいことのようです。しょうがないので、ボホール島に泊まるしかなかったのですが、ガイドさんとJRエクスプレスの担当の方が、頑張ってくれて、無事ホテルを取ることができました。
また、翌朝の船が出るかどうかもその時点ではわからなかったのですが、船の予約と同時に、もし船が出なかった場合のことを考慮して、セスナも提案をいただき、一応セスナの予約もとっておきました(こちらは有償でキャンセルしましたが、今から思えばセスナで帰って来たら良かったかな~とも思いますT_T)。
ボホール島のホテルの窓からみた海です。全然波がないんですけど・・・
こちらがホテルの客室。さすがに値段は安かったのですが、エアコンや外の音がうるさくて、ほとんど寝られませんでした。あと、シャングリ・ラの1泊が無駄になったのも精神的にダメージが~T_T。
結局翌朝早朝、船で帰ることができ、安心しました(ホテルには9:00頃に到着しました)。
以上、トラブルも有りましたが、観光はそれなりにできて楽しめましたので、良かったと思います。
なお、今回のボホール島ツアーは以下の動画でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
セブ旅行 ボホール島オプショナルツアーまとめ
- セブ旅行の代表的オプショナルツアーであるボホール島ツアーについて紹介しました。
- 血盟記念碑、パクライヨン協会、ロボック川クルーズ、ターシャ保護観察、チョコレート・ヒルズアドベンチャーパークを1日かけて、まわりました。
- 早朝から夜までの日帰りツアーで、移動時間が結構長いので、その点も考慮して検討しましょう。
- 行き帰りの船は結構揺れますので、酔止めの内服をおすすめします。
- トラブルがあった場合に備えて、日本でのツアーの予約をおすすめします。
ボホール島ツア、それなりに楽しめましたが、おすすめかと言われると微妙です^^;。日帰りの割には移動時間(往復の船4時間と島内での移動時間)がやや長すぎますかね~。まあフィリピンのオプショナルツアーにはそういうのは多いんですがね・・・。
本記事が、セブ旅行、ボホール島オプショナルツアーを計画している方のご参考になりましたらうれしいです^^。今回の記事について、ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。