こちらの記事は古い情報を含んでいます。最新の情報はTOKYUルートでポイントをANAマイルにしよう【2020年最新版】を御覧ください。
この記事では、大量マイルの獲得には欠かせない、ポイントサイトからの交換について、ソラチカルート、TOKYUルートと呼ばれる最新の交換ルートに絞って書いています
- ポイントサイトからマイルへの交換が大量マイル獲得への近道
- 2019年7月時点ではGポイント→LINEポイント→ソラチカ→ANAマイルが王道
- やや還元率が低いがTOKYUルートも魅力あり
- ときどき大きなルートの変更があるので常に最新の知識を!
飛行機に乗らなくても、大量のマイルを貯めて、ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券をゲットしている陸マイラーと呼ばれる人々。 その基本的な考え方、方法論については以下の記事に詳しく書いていますので、これからマイルを貯めたい、陸マイラーとしての知識をつけたいという方はまずは以下の記事をご覧ください。

上の記事にあるように、大量マイルを獲得するための重要な方法の一つが、ポイントサイトの活用と、ポイントのマイルへの交換です。
現在、非常にたくさんのポイントサイトが乱立しており、どこに登録してどの経路で交換するのが良いのか、わかりにくい状況になっていますが、重要なのは、直接マイルに交換する経路は大抵の場合、大きく減価してしまうという点です。そのため、どの経路を通ってポイントをマイルに交換するかの選択が大事になってきます。
この記事では、2019年7月時点で、ポイントをANAマイルに交換するための交換ルートとして、最も効率的な方法と考えられる、①ソラチカルートと②TOKYUルートについて解説します。
目次
①ソラチカルートとは
ソラチカルートとは、ANA To Me Card PASMO JCB(以下ソラチカカード)によりANAのマイルに交換可能なメトロポイントを中継するポイント変換ルートの事です。ソラチカというのは、ANA(空)とメトロ(地下)に由来しています。
ソラチカルートは現在ではLINEルートあるいはGポイントルートとも呼ばれる最も効率的にポイントを交換できるルートです。
ソラチカルートの要点は
- ポイントの交換レートが81%
- LINEポイント→メトロポイントに集約する
という点です。
多くのポイントが最終的にLINEポイントに等価で交換可能ですが、LINEポイントまで到達するための段階はポイントごとに異なります。

多くのポイントが交換できるルートがあるというメリットがある一方で、場合により非常に手間がかかるのが難点です。たとえば、人気ポイントサイトのハピタスからLINEポイントへの交換は、上図のように、等価で交換するには4回の交換が必要で、期間も2か月程度と、手間も期間もかかります。
そこで、ソラチカルートをうまく利用するには、ポイントサイトの選択が重要になってきます。上の図を再度見てみると、LINEポイントへ中継する交換サイトで非常に多くのサイトからのポイントを交換できるのがGポイントです。そこで、LINEポイントを貯めるためには、Gポイントをうまく活用することが重要になります。
以下、LINEポイントまでの到達法とLINEポイントからANAマイルへの交換方法に分けて解説します。
Gポイントに登録しよう
ソラチカルートを活用するための重要な中継ポイントサイトがGポイントです。まだGポイントに登録していない方は、以下のリンクから登録しましょう。ボーナスポイントがもらえます。

このGポイントですが、2018年後半から2019年前半に掛け、等価交換可能なポイントサイトが増え続けています!ポイントサイト業界的にはライバルであるはずの同業のポイントサイトから、Gポイントへの直接等価交換可能なサイトがどんどん増えており、今はまさにGポイントルートといってもいい状況です。
Gポイント自体もポイントサイトですので、直接Gポイントでポイントを稼ぐという手もあるのですが、実はほかのポイントサイトに比べて還元率が良くない案件が多いようです。むしろ、Gポイントはポイントの交換、ANAマイルへの経由を主なサービスにしているようなやや特殊なポイントサイトのようにみえます。
以下では、Gポイントの重要性について解説します。
Gポイントの重要性①:ほかのポイントサイトのポイントをLINEポイントに実質等倍で交換できる
現時点で、Gポイントに等価で直接交換可能なポイントサイトは以下の通りとなります。
これらGポイントに交換可能なポイントサイトのうち、管理人のおススメはモッピーなのですが、その理由は以下のとおりです。
モッピーがオススメである理由
運営会社が東証一部上場のセレスである
平均で還元ポイントが高く、高ポイント案件が多い
少ない経由ポイントでANAマイルに高レート交換可能
JALマイルにも高レートで交換可能

モッピーにまだ登録していないという方は、上のリンクから登録してください。こちらもボーナスポイントがもらえますよ!
Gポイントの重要性②:Gポイントに交換することで、最短ルートでANAマイルまでの交換が可能
再度以下の図をご覧ください。

ポイントサイトとして人気のあるハピタスですが、ソラチカルートの改悪(2018年3月)によって、上記のようにメトロポイントまでの中継地点がたくさんになり、手間と時間がかかるようになってしまいました。
一方で、Gポイントにポイントを集中させていると、ほぼ最短ルートでANAマイルに交換が可能です。そのため、手間と交換期間の節約のためにも、Gポイントは現状のソラチカルートでは、最も重要なポイントの一つになっています。
まだGポイントに登録していない方は、以下のリンクからさっそく登録してください。

LINEに登録、ポイントを集中しよう
さて、ソラチカルートでGポイントの次の中継地点となるLINEポイントですが、ここはGポイントよりもさらに重要です。なぜなら、ポイントタウンやリアルペイも直接LINEポイントに変換できることから、メトロポイント交換前の最終の中継地点となるからです。
LINEポイントを交換するための方法は簡単です。アプリをインストールしてアカウントを作成するだけです。すでにお持ちの方も多いと思いますが、もしまだお持ちでない場合には、スマホアプリで簡単にインストールできますので、すぐにインストールしておきましょう。
LINEアカウントの登録が終了したら、LINEアプリからLINEポイントを確認しましょう。このとき、LINEショッピングのアプリも登録しておくと、ショッピングでポイントが貯まるので便利です。楽天やアマゾンで購入する際に、LINEショッピング経由で購入するとポイントが貯まります。特に、アマゾンで使用するカードに関係なく0.5%が貯まるポイントサイトは希少なので、ポイントサイトとしても優秀です。ただし、クレジットカードのキャンペーンなどはあまり行っていないようなので、ほかのポイントサイトとの使い分けが大事ですね。
さて、LINEにポイントを貯められるようになったら、あともう少しです。次はLINEポイントをメトロポイントに交換するのですが、ここであるクレジットカードが必要になります。

ここでようやくソラチカカードが必要になってきます。これがソラチカルートです。
メトロポイント交換の為、ソラチカカードを作りましょう

ソラチカカードについての詳細は以下の記事に詳しく解説してありますので、これからカードを発行するという方はご覧ください。2019年7月時点で、ポイントサイト経由でカードを発行すると4万マイル近く稼げるキャンペーン中ですのでお急ぎください。

ソラチカカードが手に入ったら、これまでに貯めたLINEポイントをメトロポイントに交換します。
LINEショッピングまたはLINEの「ウォレット」→「LINEポイント」から、「使う」を選択し、メトロポイントを探します。

メトロポイントをタップすると、以下の交換画面になりますので、ここで希望のポイントを選びます。

ポイントの交換単位は300,500,1000, 3000, 10000で、いずれも90%に減価となります。減価されるのは残念ですが、それでもマイルへの直接交換としては最も高レートでの変換ですので、しょうがないですね。
なお、LINEポイントからメトロポイントまではやや日数がかかります(数週間~1か月程度)。また、ポイントの締め日があり、毎月15日ですのでご注意ください。ポイントの反映は翌月11日ごろとなります。
最後にメトロポイントをANAマイルに交換します。ソラチカカードを作ったら、登録必須のTokyo Metro To Me CARD会員専用サイトから交換が可能です。

ログイン後、「メトロポイント移行申請」をクリックします。

その後、「ANAマイレージクラブ」をポチって移行完了です。
移行完了までの日数は最短で5日はかかりますが、1ヶ月以内には移行できます。
ちなみにメトロポイントの注意点として
- ANAマイルへの移行は月に2万ポイント(18000マイル)まで
- ポイントの有効期限は翌翌年の3月末日(最長2年間)
ソラチカルートの年間の最大マイル獲得数は18000×12=216000マイルと言う事になりますね。
次に、TOKYUルートですが、この移行上限がないというのが大きな特徴です。以下、解説します。

②TOKYUルートとは
TOKYUルートとは、TOKYUポイントをANAマイルに交換するルートで、ソラチカカードは不要ですが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを持っていると交換レート75%で交換が可能なルートです。
TOKYUルートの要点は
- ポイントの交換レートが75%
- ポイント交換上限がない
- 交換ルートがシンプル
という点です。
ソラチカルートではハピタスからANAマイルまで6回の交換が必要であったのが、このルートでは3回の交換で可能です。交換レートがやや下がりますが、人によってはそれを上回るメリットがあるルートと言えます。
では、以下から順に説明します。
まずはドットマネーへの登録が必要
ドットマネーはAmebaによるポイントサービスで、モッピー、ハピタスをはじめとして非常にたくさんのポイントから等価で交換できるサイトです。こちらもGポイントと同様に、大きなキャンペーンなどは少なく、ポイント交換がメインのサイトとなっています。
このTOKYUルートは、2019年6月からドットマネー→TOKYUポイントが交換可能になったことからできるようになったルートです。

交換レートは75%とソラチカルートより若干下がりますが、経由地点の少なさと、交換にかかる期間(全体でおよそ1か月程度)は魅力です。
ドットマネーには以下のリンクから申込可能です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作りましょう
さて、このTOKYUルートですが、ドットマネーからTOKYUポイント移行のために、TOKYUカードが必要です。TOKYUカードにも種類がありますが、ANAマイルに75%でポイント移行するためには、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードが必要です。このカード以外のTOKYUカードでは、交換レートが50%となりますのでご注意ください。

すでに所有している方もいるかもしれませんが、このカードは初年度年会費無料で、年会費751円+税(マイ・ペイすリボ登録、かつ年に1回のカード利用が必要)で毎年継続マイルが1000マイルもらえますので、ずっと持っていても損はしないといえるカードです。
こちらのカードはソラチカカードのような大きな入会キャンペーンはないようですが、モッピーではときどき入会キャンペーンを行っているようですので、以下のリンクから登録し、ANA VISAで検索してみてください。
ときどき大きなルートの変更があるので、常に最新の知識を持つようにしましょう
今回解説したソラチカルートとTOKYUルートですが、ソラチカルートは2018年の3月に改悪があり、メトロポイントへの交換ルートが大きく縮小されましたし、一方でTOKYUルートはドットマネーからTOKYUポイントへの交換が可能になった今月(2019年6月)から新たにできるようになったルートです。
このように、交換ルートが突然閉鎖あるいは変更される可能性は常にありますし、ポイントサイト自体が閉鎖される可能性もありますので、場合によっては分散させるなど、ある程度のリスク管理が必要かと思います。ただし、通常はある程度の猶予期間をおいて、変更されますので、最新の情報を常に持つようにしておくことが大事かと思います。
- ポイントサイトの活用が大量マイル獲得への近道
- 2019年6月時点ではGポイント→LINEポイント→ソラチカ→ANAマイルが王道
- やや還元率が低いがTOKYUルートも魅力あり
- ときどき大きなルートの変更があるので常に最新の知識を!